「エビング仕掛け」

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(初出:2009年8月)

「エビング」ででっかいキハダを釣り上げるために重要なのが、フック。

一見、歯などないツルッとした口のようであるが、実は細かな歯が口元を埋め尽くしている。フックが喉の奥深くに刺さったままファイトをすれば、ハリスリーダーが口元に当たり、ノコギリのような歯で擦れ、やがては切れてしまうのは当然のこと。

昨年、「エビング」で挑みせっかくキハダをヒットさせながら、取り込むことができず涙をのんだ多くの釣り人の失敗が、歯が原因のハリスリーダー切れによるもの。

その失敗を最小限に食い止めるために、サークルフックと呼ばれるネムリバリを使うのである。

ネムリバリを使えば、フッキングの位置は99パーセントが、カンヌキ。カンヌキというのは上唇と下唇の境目、丁度、蝶番のようになっている所。ガッチリ掛かれば外れにくいうえ、キハダの歯に触れることもなく、ファイト中のコントロールもしやすい。

昔は色々な釣りにネムリバリが使われていたため、種類も豊富だった。これまでぼくが使用していたのは、「シマアジバリ」。オーナーからも、がまかつからも、同名で発売されていたのだが、残念ながら今はもうない。

それに近いのが、オーナーの「ムツサークル」。サイズは、2/0。昨年から使い始めているが、使い勝手はまずまず。その、「ムツサークル」を80~100ポンドテスト(20~26号)のフロロカーボンライン、約3メートルに結び付け、直線テンビンにつなぐことになるのだが、そこでまた問題が浮上した。

太いフロロカーボンラインをフックに結び付けることが、意外と難しい。本結びでキュッと絞り込んでしまえばよいのだが、それが結構厄介なのである。

解決策としては、ファジーというメーカーから発売されている『かんたん針むすび』を使うこと。これならだれにでも本結びができる。そしてもうひとつが、ハリスリーダー付きのフックを買い求めること。ハリとハリスがセットになった仕掛けを購入してしまえば、安心して使用することができる。

「セイカイコレクション」から発売されている『エビング仕掛け』なら、直線テンビンにクリンチノットで結びつけるだけで完璧。

フックの結びに自信のない方はご利用いただきたい。

(初出:2009年8月)

 

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