周辺の小物たち①

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今日は朝から土砂降り雨。


海は穏やかながら川は茶濁り。沖では今日もでっかいキハダが跳ねまくっていたらしい。ただしルアーへの反応は悪く、ヒットにはいたらなかった、と某船長から電話があった。


明日の天気はいかがなものか。明日はまた、ルアーを携え沖に出るつもりだ。


川の濁りが落ちて3~4日晴れたら、アユ釣りが面白そうである。ここ数年、酒匂川のアユ釣りは、9月が盛期となっている。下流のチャラ瀬で、良型のアユが結構コンスタントに釣れるのである。


さしたる話題の無い時は、今後、お気に入りのモノについての短なエッセイを書いてゆこうとおもう。



 


<腕時計①>


<セイコーダイバーズプロフェショナル・チタンモデル>


腕時計を、単なる装飾品として身に付けている人も少なくないのではないか。しかし、正確に時を刻み、水や衝撃に強い腕時計は、釣り人にとって欠かすことのできない大切な道具のひとつである。耐水圧10気圧以上、頑丈なベゼルに包まれたダイバーズウォッチなら、荒磯に立ち向かうヒラスズキゲームでも安心して使用することができる。


1980年代、ぼくは伊豆半島にヒラスズキを追いつづけた。豊かな暮らしがあったわけではない。最低限のタックルを携え、最低限のルアーを購入し、年間6万kmを走るためのガソリン代を支払えば、当然財布の中はいつも空っぽ。欲しい腕時計を購入するゆとりなどあろうハズがない。


当時憧れていたのが、セイコー社のダイバーズ・ウォッチ。丁度、初期の「自動巻き」から、電池内蔵の「クオーツ」に切り替わった頃だったと記憶している。そのクオーツ式のダイバーズウォッチがとっても欲しかったのである。


価格は、ノーマルタイプが3万数千円。さらに高価な、プロフェッショナルモデルもあった。カタログを眺めては、ため息をついたものである。


長年憧れつづけた時計をようやく手に入れたのは、1980年代終盤に出かけたシンガポールの免税店。何かお買い得な物はないかと物色していたときに、憧れの時計が目に飛び込んできたのだった。交渉の末、1万4千円程度で購入したものの、ホテルの部屋で箱から出してみれば、予想外の自動巻き。かつての憧れを目の前にして、大いに落胆した。


後日、そんな失敗談を、取材釣行の折に先輩磯釣り師の鵜澤政則さんに打ち明けた。すると、「それなら俺のダイバーズを安く譲ってやるよ」と差し出してくれたのが、この腕時計である。確か、1万8千円程で譲っていただいたのではなかったか。


以来15年以上、数度の電池交換を繰り返しつつ今だ愛用しつづけている。


この時計の特徴は、チタン製で重量がわずか84gと軽いこと。耐水圧は20気圧。お気に入りゆえ、まだまだ末永く付き合ってゆくつもりである。


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