釣り人は自然好きでありたい

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どこかへ出かけている時は別にして、自宅にいるときは朝か夕に犬をつれて海岸へ散歩に出かける。

その際、少しずつではあるけれど目に付いたゴミを拾って燃やすのが常だ。どうせ散歩をするなら、汚れた海岸よりきれいいな海岸のほうが心地よいに決まっているからだ。もちろん、それは誰だって同じに違いない。きれいな海ときれいな空。そんな空間には澄んだ空気が漂っている。

きれいな自然の中で澄んだ空気を胸一杯に吸い込みながら、魚たちと対峙できる我々釣り人は、何て幸せなのだろう。海岸にいると、つくづくそうおもう。

だからこそゴミを拾い、燃やしているのだが、残念なのは、その中に釣り人の残したゴミが少なくないこと。

海岸で目に付くゴミで最も多いのは、発泡スチロール片とペットボトル。さらに、配合エサの空き袋やコマセの入っていたビニール袋、使い終わった仕掛け類、なども少なくない。

どこからか流れ着いたものだけでなく、明らかに現場で捨てられたゴミも目に付く。

無辺際に散らばった海岸のゴミの数々を見れば、ゴミを燃やして歩くことなどあまりに空しい行為であるのは間違いない。しかし、たとえ少しでもゴミを燃やせば、確実に少しのゴミが減る。

誰のためでもない。

きれいな海岸で釣りをしたいとおもう釣り人は、当然のことながら自らのゴミを釣り場に残さないよう細心の注意を払っていただきたいものだ。もちろん、自戒の意を込めての提言である。

 

ところで、今日の小八幡海岸は、いかにもシロギスが釣れそうな水色と波であった。

にもかかわらず、投げ釣り師に声をかけてみると、「釣れない」というこたえが返ってきた。

そろそろ、波口からの強烈な魚信を堪能したい時期なのであるが……。

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