江戸前の素顔

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昨日は、「一つテンヤのマダイ釣り」を考案し世に広めた藤井克彦氏のお宅にお邪魔した。一回り違いの先輩であり、釣りの世界における恩師のひとりでもある。

磯釣り雑誌やソフトルアー誌の創刊メンバーに加えさせていただいたことが懐かしく思い出される。

書棚にズラリと並んだ古き釣り本の数々に目をやると、半分以上が拙宅の書棚に収めてあるものと一致。「昔の釣りの本は面白いですねぇ」と、もう何度繰り返したか知れない話が飛び出す。

話しているうちに、釣りの文化を後世に伝えたいという氏の意気込みの力強さが伝わってくるのはいつものことであり、その意欲は衰えるどころか明らかに向上している。薄っぺらなわが知識、勉強不足が恥ずかしくさえある。

そんな藤井氏の著書、『江戸前の素顔』をいただき早々に読ませていただいた。

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同名の既刊本(↓)に加筆し、新版(↑)として発行されたものだが、内容といい、文章といい、読み始めたら目が離せなくなる。

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(これが、2004年につり人社より発行された同名の本)

 

ああ、こんな魅力ある本を書きたいなぁ、とつくづく思った次第である。

「江戸前の素顔」への1件のフィードバック

  1. 今晩は~
    読書の秋に良いですね~藤井さんのブログを初めてチェックしました。面白いですね。発売された時代の最先端情報、昔の釣りの本。釣りの進化がわかりますね。

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