釣り人の後に残ったもの

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よく見ていただかないと分からないかもしれませんが、白く点々とあるのはタバコの吸殻です。


昨夕、海岸を散歩している時に目についたものです。そこでは日中、投げ釣り師がどっかと腰を下ろし、シロギスを狙っていました。どれぐらいの時間粘っていたのかは不明ですが、吸殻の数からしてそこそこの時間粘っていたことが察せられます。


さらに歩いてゆくと、100mほど離れたところにも、同じような吸殻の塊がありました。「あぁ、ここでやっていた人も吸殻を捨てたのか」とガッカリしましたが、ひょっとすると別の釣り人ではなく、同じ釣り人が移動しながら釣りをしていた可能性も少なくありません。


その釣り人が、ひょっとしてシロギスを沢山釣り、どこかで鼻高々に、自慢話をしているのかもしれません。しかし、いくら魚が釣れたって、タバコの吸殻をばら撒いて行くような釣り人は、釣り人として失格です。いくら年上でも、いくら技術に長けていても、いくら飛距離が出る投げ釣り師でも、尊敬に値するような釣り人ではありません。


こういう現実を目の当たりにするたび、気分が滅入ってしまいます。何でそんなことが分からないんだろう。何でそれぐらいのことができないんだろう。何で、平気でゴミが捨てられるんだろう。


昨夕は、すっかり落ち込んでしまいました。

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